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介護相談

主治医意見書って何?家族が知っておきたいポイント

2026年10月6日

この記事でわかること
  • 主治医意見書がどんな書類で、認定のどこで使われるか
  • 「歩けます」だけでは伝わらない、生活の様子の伝え方
  • 診察の前に作っておきたい「メモ」のコツ
  • 本人と家族の話が違うときの伝え方
こんな方におすすめ
  • 家族が要介護認定の申請をすることになった方
  • 診察で先生に何を伝えればいいか分からない方
  • 本人が「大丈夫」と言ってしまい、困っている方

📝【要介護認定】主治医意見書って何?家族が知っておきたいポイント

こんにちは、しまぴーです。 今回は、要介護認定のときに使われる「主治医意見書」のお話です。

「病院の先生に何か書いてもらうらしいけど、どんな書類?」 「家族は何を伝えればいいの?」

そんな疑問に、動画の内容にそってお答えしますね。

動画の内容をざっくり紹介

① 主治医意見書ってなに?

普段の病気や体の状態について、お医者さんから見た様子を書いてもらう書類です。 たとえば、こんなことが書かれます。

  • 病気の種類
  • 体の動き
  • 認知症などの症状
  • 日常生活での困りごと

ポイントは、病名だけでなく「生活にどんな影響が出ているか」も大切な情報になることです。介護がどのくらい必要かを判断する材料のひとつになります。

② 「歩けます」だけでは伝わらない

たとえば、本人が「歩けます」と言ったとします。でも実際の生活では……

  • 家の中は歩けるけれど、外ではふらつく
  • 長い距離は休憩が必要
  • 外出には家族が付き添っている

こうして具体的に伝えると、実際の暮らしの様子がずっと分かりやすくなります。 「できる・できない」だけでなく、どこまでできるのかを伝えるのがコツです。

③ 病院では分からないことを、メモにしておく

夜中に何度も起きる、薬を忘れる、一人で外に出て道に迷う……。 こういうことは、診察室だけでは分かりにくいですよね。

だからこそ、診察の前に伝えたいことをメモしておきましょう。長い文章でなくて大丈夫です。

  • 最近、物忘れが増えた
  • 薬を飲み忘れることがある
  • 夜中に2〜3回起きる
  • 最近、家の中で転んだ
  • 着替えに声かけが必要
  • 一人で外出すると迷うことがある

さらに、「いつから・どのくらい・どんなとき」を意識すると、もっと伝わりやすくなります。

  • ×「夜よく起きる」→ ○「ここ1か月くらい、夜中に2〜3回起きる」
  • ×「最近よく転ぶ」→ ○「この1か月で2回転んだ」

④ 本人と家族の話が違うときは?

本人は先生の前で「大丈夫です」と言うことがあります。本当にそう思っている場合もあるんです。 そんなときは、本人を否定するのではなく、家族から見た事実を補足しましょう。

  • 本人「大丈夫です」
  • 家族「薬を週に2〜3回、飲み忘れています」

また、病院では緊張していたり、家族が付き添っていたりして、家とは様子が違うこともあります。だからこそ、普段の生活の様子が大切な情報になります。

⑤ 覚えておきたいこと

大げさに伝える必要はありません。でも、困っていることを隠す必要もありません。 大切なのは、普段の状態をありのまま、できるだけ具体的に伝えることです。

診察の前のメモ・チェックリスト

メモを作るときに、このあたりを思い出してみてください。

  • 物忘れ(約束、薬、火の消し忘れなど)は増えていないか
  • 夜はよく眠れているか(夜中に何回起きるか)
  • 家の中や外で、転んだり転びそうになったりしたか
  • 食事・トイレ・お風呂・着替えで、手伝いや声かけが必要か
  • 外出や買い物は一人でできているか
  • それぞれ「いつから」「どのくらい(回数)」か

全部でなくて大丈夫です。気になることから書いてみましょう。

補足:動画で話しきれなかったこと

主治医意見書ができるまでの流れ

  1. 家族などが、市区町村に要介護認定を申請する
  2. 市区町村が、本人のかかりつけのお医者さんに意見書を依頼する
  3. お医者さんが、診察などをもとに意見書を作る

申請するときには、かかりつけのお医者さんの名前や病院を伝えます。基本的には市区町村から依頼が届く仕組みなので、家族が書類を書くわけではありません(細かな手順は、市区町村によって違うことがあります)。 かかりつけ医がいない場合は、市区町村が指定するお医者さんの診察を受けることになります。

認定のどこで使われるの?

要介護認定は、2つの段階で判定されます。

  • 一次判定:自宅などで行われる認定調査の結果と、主治医意見書をもとに、コンピュータで判定
  • 二次判定:医療や福祉の専門家が集まる「介護認定審査会」が、一次判定の結果に主治医意見書などの内容を加えて、最終的に判定

つまり主治医意見書は、認定調査だけでは分からない、その人ならではの状況を伝える大切な資料なんです。

ことばのミニ解説

  • 主治医意見書:要介護認定のために、市区町村がかかりつけ医に作成を依頼する書類。病気や心身の状態、生活への影響などが書かれる
  • 認定調査:市区町村の調査員が自宅などを訪ねて、心身の状態や生活の様子を聞き取る調査
  • 介護認定審査会:保健・医療・福祉の専門家で構成され、要介護度を最終的に判定する会議

よくある質問

かかりつけのお医者さんがいない場合は、どうなるの?
市区町村が指定するお医者さんの診察を受けて、意見書を作ってもらうことになります。申請するときに、市区町村の窓口や地域包括支援センターに「かかりつけ医がいない」と伝えて相談してください。
困っていることを、少し大げさに伝えたほうがいい?
大げさに伝える必要はありません。でも、困っていることを隠す必要もありません。大切なのは、普段の様子をありのまま、できるだけ具体的に伝えることです。
本人が先生の前で「大丈夫です」と言ってしまいます……
ご本人は本当にそう思っていることもあります。本人を否定するのではなく、「家では薬を週に2〜3回飲み忘れています」のように、家族が見ている事実を補足して伝えましょう。
診察に家族がついて行けないときは?
気になっていることを箇条書きにしたメモを、本人に持って行ってもらう方法があります。前もって病院に相談しておくと安心です。
しまぴー

しまぴーのひとこと主治医意見書を書くのはお医者さんですが、家族だからこそ分かる「家での様子」があります。診察の前に、最近気になっていることを箇条書きにしておく。まずは、そこから始めてみてくださいね。

※ここでご紹介しているのは一般的な情報です。実際の利用条件や手続きは、お住まいの市区町村・地域包括支援センター・担当のケアマネジャーにご確認ください。

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