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介護相談

初めての認知症外来|受診の流れ・検査内容・家族の準備

2026年10月22日

この記事でわかること
  • 認知症外来で、まず何を伝えればいい?
  • 本人が受診を嫌がるときの、きっかけの作り方
  • どんな検査をする? その日に認知症と分かる?
  • 受診の前に、家族が準備しておきたいこと
こんな方におすすめ
  • 親の物忘れが増えてきて、受診を考えている方
  • 認知症外来で何をするのか分からず、不安な方
  • 本人が「病院なんて行かない」と言っていて困っている方

🏥【認知症】初めての認知症外来|受診の流れ・検査内容・家族の準備を解説

こんにちは、しまぴーです。 今回は、「初めての認知症外来」のお話です。

「親の物忘れが増えてきた……」 「認知症外来って、何をされるの?」 「本人が病院に行きたがらないときは?」

初めての受診は分からないことが多く、不安になりますよね。受診の流れを、動画の内容にそって順番に見ていきましょう。

動画の内容をざっくり紹介

① どうして受診したのかを伝える

まず大切なのは、最近どんな変化があったのかを伝えることです。物忘れの回数だけではありません。

  • 同じ話を何度もする
  • 薬を飲み忘れる
  • 買い物や料理が難しくなった
  • 道に迷うことが増えた

物忘れだけでなく、暮らしの中の変化も伝えるのがポイントです。

② 本人が嫌がるときの、受診のきっかけ

本人が「病院なんて行かない!」と言うこともありますよね。 そんなときは、いきなり「認知症の検査に行こう」と言わない方法もあります。

  • 「健康診断に行こう」と誘ってみる
  • かかりつけの先生から「一度、くわしくお話を聞かせてくださいね」と声をかけてもらう

無理に説得するより、受診しやすいきっかけを作ることも大切です。

③ 家族の同席について

家族が一緒に受診できるか、医療機関に確認してみましょう。 本人は「毎日ちゃんと薬を飲んでいる」と思っていても、実はテーブルに残っていた……ということもあります。家族だからこそ分かる、普段の様子があるんです。

④ どんな検査をするの?

検査は人によって違いますが、たとえばこんな流れです。

  1. 問診:医師が、本人や家族から最近の様子を聞きます
  2. 認知機能の検査:記憶力や注意力などを調べます。簡単な質問や課題に答える形です
  3. 必要に応じて、血液検査や画像検査(CT・MRIなど)

全部の検査を必ず受けるわけではなく、症状や医師の判断で変わります。

⑤ その日に認知症と決まるの?

一回の検査だけで決まるわけではありません。 症状や暮らしの様子、検査の結果などを合わせて判断します。

また、認知症と似た症状でも、別の病気が原因の場合があります(脳の血管の病気や、治療で改善が期待できる病気など)。だからこそ、原因をきちんと調べることが大切なんです。

⑥ 受診の前に準備すること

今日やることは、ひとつ。最近の変化をメモすることです。

  • いつごろから、どんなことが気になったのか
  • 暮らしの中で、困っていることは何か
  • 薬の飲み忘れなどはあるか

本人の前では言いにくいこともあるので、このメモを受付や問診票と一緒に渡せるか、医療機関に確認してみましょう。

受診前のメモ・チェックリスト

メモを作るときに、思い出してみてください。

  • 気になり始めたのは、いつごろから?
  • 同じ話や質問をくり返すことはある?
  • 薬の飲み忘れや、飲みすぎはない?
  • 買い物・料理・お金の管理で、困っていることは?
  • 道に迷ったり、約束を忘れたりしたことは?
  • 最近、転んだり頭を打ったりしたことは?
  • 飲んでいる薬の一覧(お薬手帳)
  • 本人の前で言いにくいことは、別のメモに

全部でなくて大丈夫です。気になることから書いてみましょう。

補足:動画で話しきれなかったこと

どこに相談すればいい?

まずは、普段かかっている「かかりつけ医」に相談するのがおすすめです。必要に応じて、専門の医療機関を紹介してもらえます。 地域には、都道府県などが指定した「認知症疾患医療センター」という専門の医療機関もあり、認知症の原因を見分ける診断や、専門の医療相談を行っています。どこにあるかは、市区町村や地域包括支援センターで教えてもらえます。

本人がどうしても受診を嫌がるときは

地域包括支援センターなどには、「認知症初期集中支援チーム」という仕組みがあります。医療や介護のサービスにまだつながっていない方のお宅を、専門職が訪問して、家族と一緒に支援を考えてくれます。何度か訪問して信頼関係を作りながら、受診につなげていくこともあります。 家族だけで抱え込まず、まずは地域包括支援センターに相談してみてください。

「治療で改善が期待できる病気」とは

認知症と似た症状を起こす原因の中には、正常圧水頭症(脳の中に水がたまる病気)、硬膜下血腫(頭を打ったあとに血がたまる病気)、甲状腺の働きの低下、ビタミン不足など、治療の対象になる病気もあります。 ただし、治療をしても、低下した働きが元に戻りきらないこともあります。どれに当てはまるかは、検査をしてみないと分かりません。だからこそ、早めに受診して原因を確かめることが大切です。

ことばのミニ解説

  • 認知症外来(もの忘れ外来):物忘れなどの症状について、原因を調べて診断・治療を行う外来。病院によって名前が違います
  • 認知機能の検査:記憶力や注意力、時間や場所の感覚などを、質問や簡単な課題で調べる検査
  • 認知症疾患医療センター:都道府県や指定都市が指定する、認知症の専門的な診断や相談を行う医療機関
  • 認知症初期集中支援チーム:医療や介護につながっていない認知症の疑いのある方を訪問し、集中的に支援する専門職のチーム

よくある質問

どこに相談すればいいか分かりません。
まずは、普段かかっている「かかりつけ医」に相談するのがおすすめです。必要に応じて、専門の医療機関を紹介してもらえます。かかりつけ医がいない場合は、地域包括支援センターに相談してみてください。
物忘れが増えたら、認知症なの?
必ずしもそうとは限りません。年齢による物忘れのこともありますし、認知症と似た症状でも、別の病気が原因のこともあります。だからこそ、自己判断せずに一度相談してみることが大切です。
家族も一緒に診察室に入れる?
医療機関によって違うので、事前に確認してみましょう。家族だからこそ分かる普段の様子もあるので、一緒に受診できると、医師に状況が伝わりやすくなります。
本人の前では言いにくいことがあります。
気になることをメモにまとめて、受付や問診票と一緒に渡せるか、医療機関に確認してみましょう。本人を傷つけずに、普段の様子を伝えることができます。
しまぴー

しまぴーのひとこと認知症外来は、いきなり難しい検査をする場所ではありません。まずは普段の変化を伝えて、必要な検査で原因を確かめていきます。「最近ちょっと気になるな」と思ったら、変化をメモするところから始めてみてくださいね。

※ここでご紹介しているのは一般的な情報です。実際の利用条件や手続きは、お住まいの市区町村・地域包括支援センター・担当のケアマネジャーにご確認ください。

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