介護相談初めてのデイサービス|何をするところ?種類・選び方
- デイサービスで何をするのか、1日の流れ
- 一般的なデイ・認知症対応型・デイケアの違い
- 見学や体験利用でチェックしたいところ
- 「行きたくない」と言われたときの考え方と、費用のこと
- 家族に初めてデイサービスをすすめようとしている方
- どのデイサービスを選べばいいか迷っている方
- 本人が「行きたくない」と言っていて困っている方
こんにちは、しまぴーです。 今回は、「初めてのデイサービス」のお話です。
「デイサービスって、何をするところ?」 「お風呂には入れる?」 「どこを選べばいいの?」 「本人が行きたくないと言ったら?」
初めてだと、分からないことがたくさんありますよね。動画の内容にそって、利用する前に知っておきたいポイントを整理します。
動画の内容をざっくり紹介
① デイサービスって何をするの?
日帰りで施設に通って、いろいろなサービスを受けるところです。
- 送迎・健康チェック
- 入浴・食事・トイレの介助
- 体操・機能訓練
- レクリエーション・ほかの利用者さんとの交流
事業所によって、力を入れている内容がかなり違います。
② 施設によって特色がある
- 入浴・食事・機能訓練などを一通り行うところ
- 運動や機能訓練に力を入れたところ
- 認知症の方の特性に配慮したところ
中には、麻雀やカードゲームを取り入れたところ、カフェのような雰囲気のところ、園芸や趣味活動が中心のところなど、ちょっと変わったデイサービスもあります。 デイサービスは「どこも同じ」ではありません。本人の状態や希望に合わせて選びましょう。
③ デイサービスの1日
- 朝:送迎車でお迎え
- 到着後:健康チェック
- 午前〜昼:入浴・体操・昼食
- 午後:レクリエーション・おやつ
- 夕方:送迎で自宅へ
朝から夕方まで過ごすところもあれば、短時間で利用するところもあります。送迎の時間も事業所によって違うので、「朝が早いと大変」という場合は、選ぶときのポイントになります。
お風呂は、寝た姿勢に近いまま入れるタイプや、専用の椅子ごと浴槽に入るタイプなど、自宅より安全に入浴できる設備があることも。ただし、デイサービスなら必ず入浴できるわけではないので、お風呂が目的の場合は事前に確認しましょう。
食事や持ち物も事業所ごとに違います。よくある持ち物はこちらです。
- 着替え・タオル
- 薬・連絡帳など
- 必要な福祉用具
- 紙パンツやおむつなど(必要に応じて)
おむつなどを施設が用意するのか、持っていくのかは、事前に確認しておくと安心です。
④ 体験利用ってできるの?
見学や体験利用ができる場合があります。雰囲気や、本人との相性が分かるのが良いところです。 ただし、無料の場合も、実費がかかる場合もあるので、事前に料金を確認しておきましょう。
利用する理由は、人によってさまざまです。
- 入浴や外出が難しくなってきた
- 認知症があり、日中の支援が必要
- 家族の介護の負担が大きくなってきた
探すときは、ケアマネジャーに「何のために利用したいのか」を具体的に伝えるのが大切です(お風呂に入りたい、体を動かしたい、人と交流したい、など)。
⑤ 「行きたくない」と言われたら?
まずは「なぜ行きたくないのか」を探すことが大切です。たとえば……
- 知らない場所や人が不安
- 何をする場所か分からない
- 「介護される人」になったようで嫌
- 以前利用した場所が合わなかった
理由によっては、デイサービスを変えたり、訪問介護など別のサービスと組み合わせたりする方法もあります。
見学では、ここを見ておきましょう。
- 職員や利用者さんの雰囲気
- どんな活動をしているか
- 入浴設備・食事・送迎
- 本人がどう感じたか
また、デイサービスの利用は、家族の介護負担を軽くすることにもつながります。本人が通っている間に家族が休んだり用事を済ませたりすることも、在宅介護を続けるための大切な方法のひとつです。
⑥ 何に費用がかかる?
- 介護保険の自己負担分
- 食費などの実費
- おむつ代などが別に必要なことも
金額は、利用時間や要介護度、加算、地域、事業所などによって変わります。具体的に何が自己負担になるのかは、利用を考えている事業所に確認しておきましょう。
見学・体験のときのチェックリスト
見学に行くときは、このメモを持っていくと便利です。
- 送迎の時間(お迎え・お送りは何時ごろ?)
- お風呂はある? どんな浴槽? 本人の状態で入れる?
- 昼食の内容と料金、食事の形(刻み食など)に対応できる?
- 持ち物(おむつ・タオルなどは持参? 施設で用意?)
- どんな活動・レクリエーションをしている?
- 職員さんや利用者さんの雰囲気は?
- 体験利用はできる? 料金はかかる?
- 帰ってきた本人の感想は?
補足:動画で話しきれなかったこと
「デイサービス」にも種類がある
ひとことで「デイ」と言っても、介護保険にはいくつかの種類があります。
- 通所介護(デイサービス):食事や入浴などの生活の支援や、機能訓練などを日帰りで受けるサービス。小規模なところは「地域密着型通所介護」と呼ばれます
- 認知症対応型通所介護:認知症の方を対象にした、専門的なケアを行うデイサービス
- 通所リハビリテーション(デイケア):介護老人保健施設や病院・診療所などに通って、心身の機能の維持・回復に向けたリハビリを受けるサービス
「体の機能の回復を中心にしたい」ならデイケア、「お風呂や交流も含めて日中を過ごしたい」ならデイサービス、のように、目的で選ぶと考えやすいです。
要支援1・2の方は?
要支援1・2の方は、介護保険の「通所介護」は利用できません。 代わりに、市区町村が行う「総合事業」の通所型サービスを利用する形になります(デイケアや認知症対応型通所介護は、要支援の方も利用できます)。 地域によってサービスの内容や名前が違うので、まずは地域包括支援センターに相談してみてください。
費用の内訳
介護保険のサービス部分は1〜3割の自己負担(所得によって決まります)です。それとは別に、食費やおむつ代などの日常生活費は、実費で負担する必要があります。
ことばのミニ解説
- 通所介護(デイサービス):日帰りで施設に通い、食事・入浴などの支援や機能訓練を受ける介護保険のサービス
- 通所リハビリテーション(デイケア):老健や病院などに通って、リハビリを中心に受けるサービス
- 総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業):要支援の方などを対象に、市区町村が行う介護予防のサービス
- 体験利用:契約の前に、実際にデイサービスで過ごしてみること
よくある質問
デイサービスに行けば、必ずお風呂に入れる?
体験利用は無料?
要支援1・2でもデイサービスに行ける?
本人がどうしても行きたがらないときは?

しまぴーのひとことデイサービスは「とりあえずどこかに行けばいい」ではなく、本人の暮らしや希望に合った場所を選ぶことが大切です。「昼ごはんがおいしいか」みたいに、本人が楽しみにできるポイントが見つかると、通いやすくなりますよ。
この記事の制度に関する内容は、2026年10月6日時点の公式情報で確認しています。
※ここでご紹介しているのは一般的な情報です。実際の利用条件や手続きは、お住まいの市区町村・地域包括支援センター・担当のケアマネジャーにご確認ください。
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